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リコピン

リコピンというと、トマトの赤い色を思い出す人も多いかもしれません。しかし、具体的にはどんな成分なのかわからないという方も多いのではないでしょうか。この記事では、リコピンの特徴や摂取するメリットなどについて見ていくことにしましょう。

リコピンとは

「リコピン」は、動植物に含まれている色素成分であるカロテノイドのひとつです。わかりやすいところでいえば、「トマトの赤い成分」。赤色やオレンジ色の色素成分なので、イメージしやすいかもしれません。

このリコピンは、色素成分カロテノイドの中で抗酸化作用が高いといわれており、その作用について注目が集まっています。どのくらいの高さかというと、リコピンと同じように抗酸化作用を持っているビタミンEの100倍以上。いかに高い作用を持っているのかがわかります。

リコピンの目の疲れに対する効果

活性酸素を原因とする目のトラブルに

リコピンはその抗酸化作用の高さから、活性酸素によって引き起こされる目のトラブルに対する効果も研究されています。例えば、何か集中して作業を行っているときに目が疲れたと感じる場合、さらに近くのものが見えにくいと感じる場合には、目の老化が始まっている可能性もあります。

さらに、加齢とともに進み、目の水晶体が白く濁ってしまう白内障についても、活性酸素が関わっているといわれています。これは、目に入ってくる紫外線が活性酸素を発生させてしまうため。発生した活性酸素が目の水晶体を徐々に「サビつかせてしまう」ことが白内障のひとつの原因であると考えられています。 このように、活性酸素が原因とされている目のトラブルに対応するには、可能な限り活性酸素の発生を抑えることが大切であるとされていますので、高い抗酸化作用を持つリコピンがうまく作用するのではないかと期待されています。

リコピンの摂取方法

食事での摂取

リコピンを効率的に摂取するためには、リコピンの性質を知り、調理方法を工夫すると良いでしょう。

まず、リコピンは脂に溶けやすい性質を持っています。このことから、油と一緒に食べると吸収率をあげられるといわれています。例えば、リコピンをたくさん含むトマトとオリーブオイルの組み合わせなど。イタリア料理のカプレーゼなどもおすすめですね。

また、リコピンは加熱をすることによって吸収率が高まる、という性質も持っていますので、トマトソースなどにして食べるのも良いでしょう。ほかにもシチューやスープなども効率的にリコピンを摂取できるメニューといえます。

サプリメントでの摂取

リコピンは食事で摂取するほかに、サプリメントで取り入れるという方法もあります。ドラッグストアなどで探してみると、リコピンを多く含んだサプリメントも多く販売していますので、食事でなかなかリコピンを含む食べ物を摂取できない、という場合には、サプリメントを試してみるのも良いでしょう。

ただしサプリメントを取り入れる場合には、用法や容量についてしっかりと読んでから利用することが大切です。

栄養素を効率よく取り入れる方法

タイミングを意識する

リコピンを効率よく取り入れるためには、摂取するタイミングを意識することも大切であるとされています。

カゴメ株式会社の研究によると、「朝にトマトジュースを飲んだ場合に、リコピンが最も効率的に吸収される」ということがわかっています。

同社では「健康な成人男女23名に朝・昼・夜の各時間帯でトマトジュース160g(リコピン16mg)を飲んでいただき、その後の血中のリコピン濃度を測定して、各時間帯で比較を行いました。その結果、トマトジュースを朝に摂取すると体内に吸収されるリコピンの量が多く、動物試験の結果と合わせて考えると、トマトジュースからリコピンを効率よく吸収するには朝飲むのが適していると考えられました。」と報告を行っています。

以上のことから、できるだけ効率的にリコピンを摂取したい場合には、朝にトマトジュースを飲むことがおすすめといえそうです。

引用元:カゴメ株式会社 https://www.kagome.co.jp/vegeday/nutrition/201704/6751/

摂取量を確認する

リコピンの摂取量の目安は、1日あたり「15〜20mg」とされています。

例えば大きめのトマト1個には、7〜8mgのリコピンが含まれていますので、1日に大きめのトマト2個を摂取するという計算になります。またフレッシュトマトジュースには、10mlで1mgのリコピンが含まれているとされていますので、このフレッシュトマトジュースを200ml飲むことができれば20mgのリコピンが摂取できます。トマトを食べるよりも、ジュースの形で摂取したほうがリコピンを補いやすいかもしれませんね。

参考:http://e-clinic21.or.jp/modules/contents04/index.php?content_id=138

目の筋肉疲労に挑む!
抗酸化力の高い栄養素は?
       

デスクワークで生じる目の疲れのほとんどは、目の使い過ぎによる目の調節機能を司る筋肉(毛様体筋)の疲労が原因です。
筋肉疲労の原因物質といえる活性酸素の増加に対抗するためには、抗酸化成分が有効といえます。ある研究データによると、抗酸化作用が特に高い栄養素はこのようになりました。

〜各栄養成分の抗酸化力〜
           

※ビタミンCの活性酸素(一重項酸素)除去能を1とした場合の各成分の消去力を比較しています。

グラフ

Nishida, Y., et al.:Quenching activities of common hydrophilic and lipophilic antioxidants against singlet oxygen using chemiluminescence detection system, Carot. Sci., 11, 16, 2007 より参照

網膜にも届く
高い抗酸化成分
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