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タウリン

ヒトの体の中で重要な役割を持つ成分「タウリン」は、目の疲れに対しても良い作用をもたらしてくれるといわれています。この記事では、タウリンについて紹介。摂取方法や1日の摂取量などについてまとめています。

タウリンとは

タウリンは、ヒトの体の中で非常に重要な役割を持つアミノ酸の一種で、脳や心臓、肝臓、骨格筋、網膜などあらゆる臓器に含まれています。主な作用としては、体温や血圧が外の環境に左右されずに一定に保つといった常に一定の生理作用で動くように調整する「ホメオスタシス(恒常性維持)」と呼ばれる作用を持っています。

このタウリンは、体内で合成されるものと食事で得られるものの2種類がありますが、体内での合成能力は高くありませんので、食べ物から摂取することが大切です。

タウリンの
目の疲れに対する効果

網膜細胞の機能を正常に保つ

目の網膜にも存在するタウリンは、網膜にある神経を抑制する働きを持っており、このことによって網膜にある神経を抑制し、網膜を守るという働きを持っています。

新陳代謝を促進する作用があることから目の角膜の修復をサポートします。また、暗いところに行っても目が見えるようになる「暗順応」と呼ばれる働きを助けてくれるという作用も持っています。もしタウリンが不足してしまうと、これらの機能が低下することになるため、適正な量を摂取することが必要といえます。

視神経や筋肉の緊張をほぐす

タウリンは、目の緊張をほぐしてくれる作用も持っています。これはタウリンが交感神経を抑えることにより副交感神経優位にする働きを持っているため。体全体がリラックスすることにより視神経や筋肉の緊張もほぐれしてくれるので、疲れ目の改善に有効であると考えられています。1日中パソコンを見ているためにいつも目が疲れている…と感じている方は、ぜひチェックしておきたい作用であるといえるでしょう。

タウリンの摂取方法

食事での摂取

タウリンは体内でも生成されますが、必要な量には及ばないことから基本的には食品から摂取する形になります。タウリンを多く含む食品としては、牡蠣やアサリ、ホタテ、タコのほかにもアジやサバ、ぶりやカツオの血合い部分など。このように魚介類や肉などに多く含まれる傾向がありますので、意識して摂取すると良いでしょう。また、野菜やフルーツなどにはほとんど含まれていませんので、ベジタリアンの人はタウリンが不足がちになってしまう場合がある点に注意しましょう。

サプリメントでの摂取

また、食べ物でうまく摂取できない場合などにはタウリンが含まれているサプリメントを利用する、という方法もあります。食品からタウリンを摂取できない人、肉や魚をあまり食べられないといったケースでは、上手にサプリメントを取り入れてください。ただし、タウリン単体のサプリメントは見当たりませんので、「タウリンが含まれている」という点に注目すると探しやすいのではないでしょうか。「疲労回復」「肝機能」をサポートするような栄養ドリンクにも多く含まれています。

栄養素を効率よく取り入れる方法

タイミングを意識する

効果のメカニズムは完全には明らかになっていないものの、「タウリンを摂取することで3kmほどの中距離走のタイム向上、アスリートや自転車競技者における走行の距離延長や疲労感の軽減につながる(※)」といった研究効果も報告されているように、タウリンを摂取するタイミングとしては「疲労を感じた時」や「運動後」が適しているといえるでしょう。そのほか、動物を対象とした研究でも、タウリンを投与したところ筋肉の疲労やダメージが軽減した、という結果の報告もあります。

品質も確認する

タウリンの摂取量に関しては、一般的には「1日あたり500mg」の摂取が推奨されています。ただし、この量を摂取するためにはサプリメントなどを用いる必要がありますが、基本的にはそこまで神経質になる必要はないとされています。 また、推奨されている量よりも高容量のタウリンを摂取した場合について明らかな副作用に関しては報告されていません。このことから、摂取の上限量に関しては今後の研究を待つ必要があるといえるでしょう。