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トコフェロール

目の疲れへの働きが期待されている成分のひとつに「トコフェロール」があります。このトコフェロール、初耳だという方もいるかもしれません。そこでこの記事では、トコフェロールはどのような特徴を持つ成分なのか、そしておすすめの摂取方法などもご紹介します。

トコフェロールとは

「トコフェロール」とは、いわゆるビタミンEのことです。もともと、ビタミンEは不妊のネズミの実験により発見されたビタミンです。脂溶性であることから水にはほとんど溶けませんが、アルコールやオイルなどにはよく溶けるのが特徴です。

トコフェロールとは、「tocos(子どもを産む)」「phero(力を与える)」「ol(水酸基をもつ化合物の総称)」という意味からつけられた名称。研究によりビタミンEは強い抗酸化効果を持つことがわかっており、さまざまな作用が期待されています。

2トコフェロールの目の疲れに対する効果

目の組織に栄養を運び目の疲れをケア

トコフェロールは、目薬などにも配合される成分です。目の疲れの改善が期待できる目薬の成分を見てみると、記載されていることがあるかもしれません。意外と身近なところで使われていることがわかりますね。

このトコフェロールは、目で過酸化脂質が増えるのを抑えて目を守ってくれる働きや、血流を促すことによって組織へ酸素や栄養を運ぶ働きがあるとされています。このことにより、目の疲れや目のかすみの改善効果があるといわれています。

抗酸化作用で神経を保護

また、高い抗酸化作用を持つことが特徴でもあるトコフェロール(ビタミンE)は、神経の保護をするという働きもある、とされています。ビタミンEの抗酸化作用により、体内にある脂質が酸化をするのを防いで体を守ってくれる働きがあることから、老化のスピードを緩やかにするともいわれています。

このようにトコフェロール(ビタミンE)は、目の健康を維持する上で重要な栄養素である、とされています。

トコフェロールの摂取方法

食事での摂取

トコフェロールはさまざまな食べ物に多く含まれているため、自然と摂取している方も多いでしょう。植物油やナッツ類、魚介類に多く含まれていますが、植物油でも含有量が異なります。最も多いのが紅花油で100g中に27.1mgのトコフェロール(ビタミンE)が含まれています。他にもアーモンドやアンコウの肝、うなぎ、かぼちゃ、アボカドなどに多く含まれていることが知られています。

ただし、植物油に多く含まれていることから油を大量に摂取することは良くありません。バランスの良い食事を心がけて、ナッツ類や魚介類などから摂取することを意識すると良いでしょう。

サプリメントでの摂取

トコフェロール(ビタミンE)は、サプリメントから摂取することもできます。日々忙しく、なかなかバランスの良い食事が摂れないといった場合にも手軽に摂取できるため、サプリメントをぜひ活用してみると良いでしょう。ドラッグストアなどで購入できるため、気になる人はぜひ探してみてください。

また、トコフェロールは油脂類やかぼちゃ、ナッツに多く含まれていることからどうしてもカロリーが気になるという人もいるのではないでしょうか。そのような人もサプリメントを利用することで、カロリーを気にせずトコフェロールをしっかりと摂取することができるでしょう。

栄養素を効率よく取り入れる方法

タイミングを意識する

トコフェロールを摂取する際には、どんなタイミングが良いか迷うこともあるかもしれません。しかし、トコフェロールの摂取タイミングについて明確に記載されている資料がありませんので、例えばサプリメントを取り入れる場合などは、サプリメントに記載されている摂取方法に沿って利用することが望ましいといえるでしょう。

摂取量を確認する

トコフェロール(ビタミンE)の摂取量に関しては、米国科学アカデミー医学研究所の食品栄養委員会(FNB)が設定した食事摂取基準(DRIs)で確認することができます。 年齢により推奨栄養所要量が異なりますが、14歳以上の場合は、男性女性ともに「15mg」。また、授乳中の場合は1日あたり「19mg」を摂取することが推奨されています(妊娠中は15mgが推奨量)。

また、1~3歳は「6mg」、4~8歳は「7mg」、9〜13歳は「11mg」とされています。

参考:eJIM https://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c03/18.html

目の筋肉疲労に挑む!
抗酸化力の高い栄養素は?
       

デスクワークで生じる目の疲れのほとんどは、目の使い過ぎによる目の調節機能を司る筋肉(毛様体筋)の疲労が原因です。
筋肉疲労の原因物質といえる活性酸素の増加に対抗するためには、抗酸化成分が有効といえます。ある研究データによると、抗酸化作用が特に高い栄養素はこのようになりました。

〜各栄養成分の抗酸化力〜
           

※ビタミンCの活性酸素(一重項酸素)除去能を1とした場合の各成分の消去力を比較しています。

グラフ

Nishida, Y., et al.:Quenching activities of common hydrophilic and lipophilic antioxidants against singlet oxygen using chemiluminescence detection system, Carot. Sci., 11, 16, 2007 より参照

網膜にも届く
高い抗酸化成分
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アスタキサンチンのチカラ
                   

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