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Step2【原因の分析】~ほとんど疲れ目はこうして起きる~

普通にデスクワークを行っている方であれば、パソコンから発する光に目を突きさされる思いをしたことがあるのではないでしょうか。

目の疲れのしくみ検証実験参考画像1
そう、こんな感じです。

デスクワーク、すなわち目を使いすぎると目が疲れる、というところまでは、経験からなんとなく理解ができている範囲かと思います。

しかし、目の使いすぎによって、どこにどのようにダメージを受け、どうなった結果目の疲れを感じるのか、というところまで考えたことがある方は少ないはず。

出てきた結果に対して、目薬を差すといったそれっぽい対処法をとりあえず実行しているのではないでしょうか。

「根本原因を突き止めなければ、真の解決には繋がらない」

…あ、別に誰の言葉でもないのですが、単純に「目の疲れが起きるしくみ」、知っておきたくありませんか?

これからお見せするのは、「目の疲れが起こる原因」を身をもって体感した記録です。

目の疲れ・眼精疲労が起きるしくみ

情報を収集する能力よりも必要な情報を選別する能力の方が高い価値を発揮する情報過多の現代に合わせて、ずばり結論からお伝えします。

目の疲れを感じる原因のほとんどは、【目の筋肉疲労】なのです。

(※当サイト「めだまサイクル」独自の見解です。眼精疲労に関する個別の原因については、医師の診断を受けることをお勧めします。)

まず、モノが見えるしくみを理解する

目の疲れのしくみ検証実験参考画像2
モノが見えるしくみ

まずは目の断面図を見てみましょう。

ヒトがモノを見ている、という状態を作り出すには、脳につながる視神経に、情報を伝える必要があります。

その視神経に情報を伝えるのが網膜の役割で、目から入ってきた光をうまく屈折させて網膜に伝えるのが水晶体となります。

目の疲れのしくみ検証実験参考画像3

像を正しく移すために、水晶体は厚くなったり薄くなったりします。

水晶体そのものが自分で形を変えるわけではなく、水晶体にくっついている「毛様体」という筋肉が微妙な伸縮を繰り返して毛様体を引っ張ったり、潰したりしているんですね。

この毛様体の疲労こそが、最初にお伝えした「目の筋肉疲労」なのです。毛様体が疲労して酸化ダメージを負うことで、水晶体による光の屈折、つまりピント調節が難しくなり、それが結果的に「目のかすみ」「目がショボショボする」といった症状となって表れます。

ここから「日本一わかりやすい
目の疲れのしくみ解説」に入ります!

できる限りわかりやすく説明しましたが、いかがでしょうか。

デスクワークで目が満身創痍状態の方は、「ヒトがモノを見ている、という状態を作り出すには、」あたりで長文にうんざりされたことでしょう。

そんな方でもご安心ください!

ここから目の疲れが起こる主なメカニズムを【身をもって】日本一わかりやすく解説させていただきます。

目の疲れのしくみ検証実験参考画像4
これで

視神経に情報をうまく伝えるため、毛様体は水晶体をうまく動かしているのです。

それをものすごくシンプルに描くと、このようになると考えました。

目の疲れのしくみ検証実験参考画像5a
目の疲れのしくみ検証実験参考画像5b
がんばる

今回はこの方たちに、「目の」疲れを実際に体感していただきます。

なつかしの「ス○ス○人間学」風のいでたちで恐れ入ります。

目の疲れのしくみ検証実験参考画像6
私たちが体感します!

ところで、老眼が起きるのは水晶体が加齢によって硬くなり、厚みを出すことが難しくなるといいます。

年齢による衰えが気になりだす世代も多いデスクワーカーですから、このあたりもキッチリ再現したいと思います。

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10年1キロぶんのおもりを付けてもらいます。

体感その1:焦点を保つ

目の疲れのしくみ検証実験参考画像8

2つの毛様体が持つ水晶体を通じて、視神経が像を正しく捉えられているかを確認します。

視神経はズレていたら×を上げ、毛様体に指示を出してもらいます。

目の疲れのしくみ検証実験参考画像9
あ、お疲れ様でーす
視神経:つまり視神経役は脳役でもあるんですね、おもしろい。

それでは、Let’s眼精疲労!

目の疲れのしくみ検証実験参考画像10
目の疲れのしくみ検証実験参考画像11

脳「あ、ちょっとズレてますね」 

毛様体A「あ、すいません。右でいいですか?」

脳「はい…」

毛様体A「…」

毛様体B「…」

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…あれ?地味?うごきが無い。

毛様体A:…これいつまで続けるんですか?
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どうですか、疲れました?
毛様体A:いや、まだ大丈夫です。
毛様体B:正直私はけっこう腕がプルプルしてきました。
ちなみにみなさん、デスクワークってどれくらいの時間してますか?
毛様体A:7時間とか?
毛様体B:家でネット見る時間も入れたら12時間くらいかな。
目の疲れのしくみ検証実験参考画像14
じゃあ、あと6時間50分くらい続けてみましょうか…。
目の疲れのしくみ検証実験参考画像15
毛様体A:いや、ちょっとそれは遠慮します。

検証結果

ずっとピント調節を維持し続けるのは疲れる

体感その2:動くものに焦点を合わせる

目の疲れのしくみ検証実験参考画像16

遠くを見たり近くを見たり、様々なものを目まぐるしくチェックしなければならないデスクワークの作業を再現するために、今度は動く対象物を正確に捉えてもらいます。

毛様体B:たしかにピントを合わせるためにものを遠ざけてみますもんね。
視神経:それは老眼です。

本来ならモノを遠ざけたり近づけたりするのですが、装置の都合上(あと部屋の都合上)前後ではなく、左右に動かします。

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視神経「○○さん(本名)ちょっと下、そのへんそのへん、今度は右」

視神経「△△さん(本名)は逆にもう少し上です。あぁちょっと遠い」

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どうですか、疲れましたか。
毛様体B:さっきの疲れを引きずっているうえ、足(毛様体)も多少しんどくなってきました。でもまだ大丈夫かな
毛様体A:さっきの地味なやつより楽しさがある分ラクですね。
ほう、仕事で見るパソコンより家で見るスマホの方が疲れないのはそういうことだったのか。
毛様体A:それはちょっと違うと思いますけど。
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そろそろ、もう少しハードに動いてみますか。
毛様体A:ハード?
毛様体B:ハード?
目の疲れのしくみ検証実験参考画像20
うわああああああ!

毛様体「うわああああ」

脳「左左左!そっちじゃない!えーと、今度は下!もうすこし斜めに!

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毛様体A:ゼェ…ゼェ…なんですかこれ…。何をやらされているんですか。
毛様体B:もはや目の疲れと関係ないような…。
あれ、どうしました?
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視神経:声を出し疲れました。それに自分が一番動いてる気がします…。

検証結果

目の筋肉と一緒に脳も疲れる

体感その3:物体の動きをしっかり捉える

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毛様体A:ハァ、まだやるんですか。
こんどは物体をとらえる、ということで物体を投げて水晶体を通し、視神経に届けます。
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毛様体B:それ、目の疲れのメカニズムと関係ありますか。
なんか楽しそうだし、せっかくなので…
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物体:いきますよ、えいっ
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物体「結構難しいですね。」

毛様体A「やっぱりこれって意味あるんですか?」

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えいっ(入らない)

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えいっ(入らない)

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もうちょっと高さを揃えて…えいっ

目の疲れのしくみ検証実験参考画像30
やったー!入ったー!

検証結果

ものがちゃんと見えるとうれしい

いかがでしたでしょうか。我々は日々このように目の筋肉を酷使しているのです。

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どうでした?
毛様体A:目の疲れの再現性に疑問はあるものの、目の中で日々これが行われているなら、確かに筋肉が疲れるなと思います。
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どうでした?
毛様体B:目の疲れの再現性に疑問はあるものの、目の働きに筋肉が使われているということはよくわかった気がします。
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どうでした?
視神経:目の疲れの再現性に疑問はあるものの、目が疲れていると頭痛が起きるのって、こういうメカニズムなのかなと思いました。
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どうでした?
物体:最後にゴールを決められて良かったです。

まとめ

実験としては、目の疲れの再現性に疑問はあるものの、デスクワークの目の疲れのほとんどは「毛様体筋の疲れ」というシンプルな理由なのかもしれません。

そもそも「疲れ」の種類は2種類だそうです。その2種類とは、体の疲れからくる「末梢性疲労」とストレスなど脳の疲れからくる「中枢性疲労」です。

かなり乱暴な考え方ですが、筋肉の疲れに気を遣ってあとはストレスが溜まらないように好きなものを食べていればだいたいの「疲れ」は抑えることが出来るのではないでしょうか。

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目の疲れのしくみ検証実験参考画像36
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引用元:望月眼科
https://www.mochizukiganka.com/2019/06/03/2590/

おわり

目の筋肉疲労を抑える「赤い魚介類」

ベニザケ

目の疲れを抑える方法として、ちょっとネット検索をすればたくさんの方法が出てきます。

デスクワークによる目の疲れの主な原因を、赤いタイツの「毛様体」の筋肉疲労と定義づける当「めだまサイクル」が提案したいのは、筋肉の酸化ストレスを軽減する栄養の摂取です。

なかでも、酸化ストレスの軽減(一重項酸素の除去能)が他の成分と比べても高いのがアスタキサンチンという成分。ベニザケなどの主に「赤い魚介類」に含まれる成分です。しかもアスタキサンチンは網膜の関門を通る数少ない成分の一つで、網膜でも抗酸化作用を発揮させることができるのです。

このアスタキサンチン、実は日本の会社が作った原料が世界シェアの40%を持っているのはご存じでしょうか(2018年3月時点、北陸経済連合会調べ)。

このアスタキサンチンは「アスタリール」というブランド名で、多くの臨床試験によってさまざまな効果が検証されています。

[アスタリールの研究データ]パソコン作業などで
眼精疲労を感じている人への4週間の投与実験

20歳から60歳までの、VDT作業(パソコン作業)やゲームなどによって眼精疲労を感じている以外は健康な30人を対象に、アスタキサンチンのソフトカプセルを4週間投与する実験を行いました。

偽薬(プラセボ)を与えてアスタキサンチンは投与しないグループと、1日の容量が6mgと12mgの3つのグループに分けて、4週間投与を続けます。

その結果、眼精疲労の改善度(他覚的調節力)では12mgのグループで明らかに改善され、ものに焦点を合わせる速さ(調節緊張速度)では、6mgは4週目、12mgでは2週目から改善がみられたそうです。

アスタリール(富士化学工業)で行われた基礎実験や臨床試験の一部はいくつか紹介されており、アスタキサンチンの投与によって目の疲れが改善した自覚症状を得た結果なども紹介されています。

アスタリールは、もちろん一般販売もされています。

商品として販売されているものには、アスタキサンチンのほか「スーパービタミンE」とされるトコトリエノールも配合。トコトリエノールのまた、強い抗酸化作用をはじめさまざまな可能性が積極的に研究されている成分です。

眼精疲労の種類を知って原因を分析

デスクワーカーに起こる目のピント機能に起因する目の疲れのほか、眼精疲労の種類は斜視や近視といったもの、ストレスが原因となるものもあります。

次のページでは、それぞれの眼精疲労の種類について詳しく解説しています。

目の筋肉疲労に挑む!
抗酸化力の高い栄養素は?
       

デスクワークで生じる目の疲れのほとんどは、目の使い過ぎによる目の調節機能を司る筋肉(毛様体筋)の疲労が原因です。
筋肉疲労の原因物質といえる活性酸素の増加に対抗するためには、抗酸化成分が有効といえます。ある研究データによると、抗酸化作用が特に高い栄養素はこのようになりました。

〜各栄養成分の抗酸化力〜
           

※ビタミンCの活性酸素(一重項酸素)除去能を1とした場合の各成分の消去力を比較しています。

グラフ

Nishida, Y., et al.:Quenching activities of common hydrophilic and lipophilic antioxidants against singlet oxygen using chemiluminescence detection system, Carot. Sci., 11, 16, 2007 より参照

網膜にも届く
高い抗酸化成分
アスタキサンチンのイメージ
アスタキサンチンのチカラ