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眼精疲労の症状「疲労感」

大なり小なり、誰しもが日常的に疲労感を覚えているはずですが、十分に休息したり睡眠を取ったりすれば、その疲労感はほとんど抜けることでしょう。
一方で、休息しても睡眠を取っても、なかなか抜けない疲労感を自覚している人もいるようです。その疲労感の原因は、もしかすると眼精疲労かもしれません。

ここでは、眼精疲労と身体の疲労感の関係やセルフケア法などについて詳しくご紹介します。

眼精疲労と疲労感の関係

眼精疲労とは、目から入ってくる膨大な情報の処理に追われ、脳が疲れている状態のこと。多少の脳の疲れであれば、休息すれば解消できますが、慢性化した脳の疲れの場合、休息しても睡眠をとっても、なかなか解消されません。

脳の疲れが解消されない状態が続くと、自律神経の一つ「交感神経」の働きが過剰となり、自律神経のバランスが乱れます。なおかつ、疲労感の主な原因の一つが、この自律神経のバランスの乱れと言われています。

眼精疲労によって自律神経が乱れると疲労感が出ることがある、と解釈してください。

眼精疲労による疲労感の症状

眼精疲労に伴う疲労感には、具体的に次のような症状があります。

倦怠感に似た疲労感

特に疲れるような作業はしていないにも関わらず、全身がぐったりして動きたくない気分になることがあります。倦怠感に似た疲労感です。精神的な疲れが溜まっている可能性もあるでしょう。

疲れやすさ

肉体や頭脳を使う作業はしたものの、作業量に対して違和感があるほど、体や頭が疲れてしまう状態です。動悸や異常発汗などの症状が併発することもあります。糖尿病などの別の病気も考えられるため、まずは医療機関を受診したほうが良いでしょう。

精神的な影響による疲労感

眼精疲労はイライラやうつ症状などの精神的な症状の一因になることが知られていますが、これら精神症状が原因となり、行動意欲ややる気の低下などの疲労に似た症状を自覚することがあります。

眼精疲労による疲労感のケア方法

もし疲労感の原因が眼精疲労にあるならば、眼精疲労に良いとされるセルフケア法を実践することで、疲労感が少しずつ抜けていくかもしれません。デスクワークやリモートワークなど、眼精疲労を抱えやすい仕事の方は、ぜひ次のようなセルフケアを実践してみてください。

目の周りをマッサージする

目が疲れてくると目の周りをマッサージする人がいますが、これは実際に、眼精疲労からの回復には有効な方法。目の周りにあるツボの位置を正確に覚え、マッサージにあわせてツボ押しをしてみても良いでしょう。

目の周辺を温める

眼精疲労の状態に陥っているときは、往々にして目の周辺に血行不良が生じています。蒸しタオルをあてるなどして、目の周辺の血行改善を図ってみましょう。

眼精疲労に良いと言われる成分を摂る

眼精疲労に良いと言われる成分、たとえばアントシアニンやビタミンB、ビタミンE、DHAなどを日頃から積極的に摂るようにします。これらの成分を食事だけから十分に摂ることは難しいかもしれないので、ドラッグストアなどで販売されているサプリメントを利用しても良いでしょう。

パソコンの各種設定を変更する

デスクワーカーの眼精疲労の主要な原因は、何よりパソコンの使い過ぎです。しかしながら、使い過ぎを指摘されるほどパソコンに向かわなければ仕事にならない、という現実もあるでしょう。そのような人は、モニターの位置や明るさの調整など、各種の設定を変更してみてください。それだけで目の具合がだいぶ良くなることがあります。

モニターの位置は、画面中心が正面視をしたときに15度下に来るのがスタンダード。この確度では視線がモニターの上部と水平になり、上を見上げる時のようにまぶたを全開にすることがなくなります。これによりドライアイの予防につながり、結果として眼精疲労も軽減されます。

画面は明るく設定し、部屋はそれ以上に明るくすることが理想的です。明かりが足りない場所では目はよく見えず、瞳を大きく開かなくてはいけないためドライアイが進行し、眼精疲労に繋がります。

昨今はテレワークが増加していますが、自宅の照明の明るさはオフィスよりも低いことが多いため注意が必要です。オフィスは産業医がいれば最低500ルクス、目標750ルクス程度で設定されますが、自宅は300〜400ルクスくらいのところが多いため、照明の調整を検討してみても良いでしょう。

セルフケアできる場合と医療機関の受診をしたほうがよい場合

上記のセルフケアを実践して気になる疲労感が抜けてきた場合には、やはり、その疲労感の原因は眼精疲労の疑いがあります。さらなる疲労感を緩和を目指し、引き続きセルフケアを実践していきましょう。

一方で、上記のセルフケアをしばらく実践しても、疲労感がまったく抜けない場合には、原因は眼精疲労ではないかもしれません。心疾患や肺疾患、慢性的な炎症性疾患、感染症、糖尿病、甲状腺機能低下症などの深刻な病気が潜んでいる恐れがあるので注意しましょう。

セルフケアを行っても疲労感が抜けた気配がない場合には、速やかに医療機関を受診するようおすすめします。

まとめ

眼精疲労に伴う疲労感について、原因や症状、セルフケア法などを詳しくご紹介しました。

眼精疲労が原因となって現れる症状は、疲労感だけではありません。頭痛、肩こり、吐き気、腰痛、イライラなど、人によって実に様々な症状を発症することがあります。上述の通り、自律神経の乱れが原因である以上、症状も無限と言って良いかもしれません。

ただし、重要な点として覚えておいて頂きたいのが、眼精疲労は予防できるということ。日頃から対策を行うことで、多くの場合、眼精疲労は予防することができます。症状が現れてから慌てて対処するのではなく、症状が出る前に予防をすることが大事。特に、眼精疲労を抱えやすいデスクワーカーの方は、そのように心得ておきましょう。

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〜各栄養成分の抗酸化力〜
           

※ビタミンCの活性酸素(一重項酸素)除去能を1とした場合の各成分の消去力を比較しています。

グラフ

Nishida, Y., et al.:Quenching activities of common hydrophilic and lipophilic antioxidants against singlet oxygen using chemiluminescence detection system, Carot. Sci., 11, 16, 2007 より参照

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