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眼精疲労の症状「イライラ」

「何らかの具体的な原因があるわけではないのに、なぜか最近イライラする」という自覚はありませんか?そのイライラの原因は、もしかすると眼精疲労かもしれません。なかなかイメージしにくいかもしれませんが、イライラは、眼精疲労が原因で生じる典型的な精神症状と覚えておきましょう。

ここでは、眼精疲労とイライラの関係やセルフケア法などを詳しくご紹介します。

眼精疲労とイライラの関係

脳が処理している情報の大半は、目から入ってくる情報です。目を開けて何かが見える限り、常に脳は働いているということです。眼精疲労とは、目から来る情報の処理で脳が疲れている状態、と解釈してください。

ところで、眼精疲労などの影響で脳が疲れてくると、自律神経の一つ「交感神経」の働きが過剰になります。これにより、対となる「副交感神経」の働きが相対的に弱くなり、いわゆる「自律神経の乱れ」という状態が生じます。

「自律神経の乱れ」が招く症状には様々なものがありますが、代表的な症状の一つがイライラ。眼精疲労によって自律神経が乱れると、精神症状の一つとしてイライラが現れることがある、と理解しておきましょう。

眼精疲労によるイライラの症状

眼精疲労に伴うイライラには、具体的に次のような症状があります。

何となく気分が前向きになれない

仕事や家事など、やるべきことがたくさんあるにも関わらず、何となく気分が乗らず前向きになれない状態。イライラというよりも、うつ症状に近い状態かもしれません。

家族などの気を許せる人に八つ当たりしてしまう

職場の同僚や上司、友人、隣近所の人などには普段通りに接することができても、配偶者や親などの気を許せる人を前にすると、ついイライラを抑えられずに八つ当たりしてしまうことがあります。家族とは言え、非常に具合の悪い空気になるでしょう。

相手が誰であろうとイライラを抑えられない

もともとの本人の性格にもよりますが、イライラがピークに達した人の中には、相手が誰であろうとイライラをぶつけてしまう人もいます。人間関係に大きな亀裂が生じかねない事態です。

眼精疲労によるイライラのケア方法

眼精疲労の主なセルフケア法を4つほどご紹介します。これらをしばらく実践してみて、もしイライラが少しでも解消すれば、やはりその原因は眼精疲労にあったのかもしれません。

目の周りをしっかりとマッサージする

眼精疲労となっている目の周辺は、多くの場合、筋肉が緊張しています。この緊張の影響で目の周りが血行不良となり、眼精疲労の悪循環へとつながることがあります。普段から目の周りをしっかりとマッサージし、筋肉をほぐして血行を良くすることが大切でしょう。

パソコンの設定を色々変えてみる

毎日のように長時間パソコンに向かっている人は、パソコンの影響による眼精疲労が蓄積しているはずです。そうとは言えパソコンを使わなければ仕事ができない以上、モニターの高さを上げたり明るさを下げたりなど、普段とは違う設定をしてみてください。それだけでも目の疲れ方が緩和することがあります。

目や目の周辺をよく温める

ホットアイマスクや蒸しタオルなどを用意し、目を閉じてそっと当ててみてください。普段から目が疲れている人ほど、とても気持ちよく感じるでしょう。温めることで眼球や目の奥、目の周辺の血行が改善され、少しずつ眼精疲労が抜けていく可能性があります。

目に良いとされる成分を継続的に摂取する

ビタミンAやビタミンB、ビタミンE、アントシアニン、DHAなど、眼精疲労の改善をサポートすると言われる各種成分を積極的に摂ってみましょう。アントシアニンやDHAは、食事からでは十分な量を摂取することは難しいので、サプリメントを利用することをおすすめします。

セルフケアできる場合と医療機関の受診をしたほうがよい場合

ご紹介したセルフケアを実践し、もしイライラが少しでも解消するようであれば、イライラの原因が眼精疲労にあったとも解釈できます。より症状が改善していくよう、引き続きセルフケアを実践してみてください。

一方で、それらのセルフケアを実践してみたにも関わらず、イライラが全く解消されないという方もいることでしょう。その場合、イライラの原因は眼精疲労ではないかもしれません。眼精疲労以外のイライラの原因には、バセドウ病や適応障害、副甲状腺機能亢進症、自律神経失調症など、治療が必要となるものもあります。

セルフケアを続けたにも関わらずイライラが解消されない方は、いったんセルフケアを中止し、速やかに医療機関を受診するようおすすめします。

まとめ

眼精疲労に伴うイライラについて、原因や症状、セルフケア法などを詳しくご紹介しました。

眼精疲労が慢性化すると、イライラなどの精神症状に加え、頭痛や肩こり、腰痛などの様々な身体症状を併発することがあります。複数の症状が同時に起こると、仕事や家事どころではなくなるかもしれません。眼精疲労は侮れないと考えておきましょう。

なお眼精疲労は、日頃から正しく対策を行うことで予防することができます。症状が出てから対処するよりも、症状が出る前に予防することのほうが大事です。特に、眼精疲労を抱えやすいデスクワーカーやリモートワーカーの方々は、日常的に眼精疲労予防のための対策を行うようにしましょう。

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〜各栄養成分の抗酸化力〜
           

※ビタミンCの活性酸素(一重項酸素)除去能を1とした場合の各成分の消去力を比較しています。

グラフ

Nishida, Y., et al.:Quenching activities of common hydrophilic and lipophilic antioxidants against singlet oxygen using chemiluminescence detection system, Carot. Sci., 11, 16, 2007 より参照

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